農作業で幸せになれる!?精神科医が教える「3つの幸福」を手に入れる方法

樺沢紫苑先生の著書『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』を読みました。先生は幸せ=脳内ホルモンの放出と定義されており、具体的かつ分かりやすくその方法を教えてくれます。

こういった類の本をたくさん読みましたが、要は心の持ち様的なものが多いです。読書後15分くらいはその気持ちを維持できるのですが、夜にはもう忘れています(笑)

心の栄養ドリンクだ!と思って割り切っていたのですが、この本は違いました。幸せホルモンを分泌させるための具体的方法が書いてあり、日常習慣に取り入れれば幸せになれるのです。ぜひご一読してほしい一冊です!

精神科医が発見した「3つの幸福」の秘密

樺沢先生によると、幸福は3つの脳内物質によって生み出されます。

  1. ドーパミン: 目標達成やスキルアップなど「やる気」に火をつける幸福物質。新しいことに挑戦したり、目標を達成した時に分泌されます。
  2. セロトニン: 心のバランスを整え、穏やかで安定した状態をもたらす「心の平和」の幸福物質。太陽の光を浴びたり、リズム運動をすることで分泌が促進されます。
  3. オキシトシン: 人との絆や愛情を深める「つながり」の幸福物質。スキンシップや感謝の気持ちを表すことで分泌されます。

ここでは詳しく書きませんが、本書にはそれぞれの脳内ホルモンがでるための行動について教えてくれます。読んでいてふと思いました。これ農作業にほとんど当てはまるのではないか?

農作業で「3つの幸福」をフルチャージ!

1. ドーパミン: 目標達成と成長の喜び
  • 小さな目標設定: 「今日はこの畝の草むしりを終わらせる!」など、達成可能な目標を設定し、クリアすることでドーパミンが分泌されます。
  • 新しい野菜に挑戦: いつもと違う野菜を育ててみる。新しい知識や技術を習得する過程でドーパミンが分泌され、成長を実感できます。
  • 収穫の喜び: 自分の手で育てた野菜を収穫する瞬間は、まさにドーパミンの大放出!達成感と満足感で満たされます。
2. セロトニン: 太陽とリズム運動の癒し効果
  • 太陽の光を浴びる: セロトニンの分泌には太陽の光が不可欠。農作業は自然と日光浴ができる絶好の機会です。
  • 単調な作業: 種まきや草むしりなど、同じ動作の繰り返しは、心を落ち着かせ、セロトニンの分泌を促します。
  • 適度な運動: 体を動かすことは、セロトニンの分泌を促進するだけでなく、ストレス解消にも効果的です。
3. オキシトシン: 自然と人との繋がり
  • 土に触れる: 土には、リラックス効果や免疫力アップに繋がる微生物が含まれています。土に触れることで、オキシトシンの分泌が促され、安心感を得られます。
  • 植物の成長を見守る: 愛情を込めて育てた植物が成長していく姿を見守ることは、我が子を見守るような気持ちになり、オキシトシンが分泌されます。
  • 収穫物を分かち合う: 自分で育てた野菜を家族や友人と分かち合うことで、感謝の気持ちや喜びを共有し、オキシトシンの分泌をさらに高めることができます。

まとめ

本書では、「3つの幸福」をさらに深く掘り下げ、日常生活で実践できる様々な方法を紹介しています。より充実した人生を送るためのヒントが満載です。ぜひ、ご一読ください!

そして、農作業は、心身に癒しを与え、幸福感を高める素晴らしい活動です。ぜひ、あなたも「3つの幸福」を農作業で手に入れてください。

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